前回に引き続き、「音の反射」が音楽制作においていかに重要か、というお話をしたいと思います。
2018年からの3年間、僕はロサンゼルスのダウンタウンにある24階建ての高層マンション(ハイライズ・アパート)の17階に住んでいました。大きな窓に囲まれた部屋は、開放感があり景色も抜群でしたが、一方で「音の反射」が非常に強いという課題を抱えていました。
正直なところ、初めての海外移住での家選びは、音響特性よりも生活環境を優先してしまいがちです。築年数は経過していましたが、何よりプールが素敵なアパートだったこともあり、すぐに契約を決めてしまいました。しかし結果として、そこでの暮らしは「音の反射」の難しさを叩き込まれる、過酷な学びの場となったのです。
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