<コラム Vol.6>春の音 ~音楽の目覚め~(後編)

前回に続き、幼少期に音楽に触れた体験や思い出を語りたいと思います。

音楽に限らず、どんなアクティビティも脳がフレッシュなうちに始めることが大切だと、最近特に感じています。大人になるとさまざまな情報が蓄積されてしまうこともあり、幼少期のうちにできる限り多くの経験を重ね、その中から自分の「好き」や「得意」を見つけていくのが良いと、僕は思っています。

小学三年生までは、リコーダーを吹いたり、教室のオルガンや体育館のピアノを遊びで弾いたりしていましたが(ほぼ、「ネコ踏んじゃった」しか弾いていませんでした)、四年生に入ると、強制的に生徒全員が部活に入らないといけないという決まりがあり、スポーツ系では男子はほぼサッカー部、女子はバスケ部に入り、文化系では吹奏楽部と美術部のどちらかを選ばなければならず、ある種、人生で最初の大きな選択を強いられるのです。

※ 続きをご覧になるには、ログインする必要があります。

▶ ログインはこちら