音楽と脳、そして“その時代の音楽”を聴く意味
子どもの頃にどんな音楽を聴くかって、実は脳にとってすごく大事なことなんです。音楽ってただの趣味や娯楽じゃなくて、脳の発達や感性の成長に深く関わっているもの。脳科学の世界では、幼少期は「臨界期」と呼ばれていて、感覚や感性がいちばん柔らかく、いろんなものを吸収しやすい時期とされています。視覚、聴覚、言語、リズム、情緒…どれもこの時期にぐんぐん育っていくんですね。
だからこそ「どんな音楽を聴くか」は重要なテーマになるんですが、ここで私が話したいのは「良い音楽を聴かせよう」という教育的な話じゃないんです。むしろその逆かもしれません。
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