
毎年アメリカで行われるグラミー賞に今年も参加してきました。自分でも俄かに信じがたいのですが、一昨年に続き今年の第67回でも、僕のシングル「Kashira」がノミネートされるという、自身のソロ作品として二度目の栄誉を頂き、その授賞式に参加するためでした。(スタッフ注:宅見は自身のソロ作品含めて過去3度ノミネートされています。)
グラミー賞はほとんどロサンゼルスで開催されるのですが(たまにニューヨークもあります)、L.A.は僕が2018年から3年間住んだ街なので、ある意味アメリカの故郷的な場所へ戻る感覚でした。
皆さんもご存知の通り、L.A.は今年の頭に未曾有の山火事のせいでたくさんの方が被害に遭われ、開催も危ぶまれました。様々な意見が飛び交う中でレコーディングアカデミー(グラミー賞運営組織)はそのためのファンドレイザー団体(寄付を募るための非営利団体)を立ち上げて、アワード全体として全力でサポートするという強い姿勢を示し、会場やTV放映では常に募金を呼びかけていました。また消防士の方々もステージで紹介され称賛されるなど大都市を上げての特別なイベントとなり、あらためて世界一の音楽アワードのサポート力は素晴らしいなと思える心に残るグラミー賞でした。
グラミー賞当日のお話をしましょう。
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